在日ブラジル人コミュニティーが形成され30年を超え、日本社会と同様に、コミュニティ内の高齢化が進んでいま。

在日ブラジル人の老後の問題として、どこで過ごすか、誰と過ごすか、という問いに日本人同様、ブラジル人も向き合い、
選択する時期を迎えており、老化や疾病などにより最後の日々をブラジルに帰国し家族や友人と過ごしたいと考える人が増えています。

NPOサビジャでは重い病や怪我で自身だけでは帰国が難しいブラジル人に対し、
医療搬送を支援する取り組みも実施しています。
特に重症患者の帰国移送には航空会社も医師の同行を義務付けており、
NPOサビジャはこのようなケースに対し支援救済事業の一環として、
同行する医師の確保と同行までの事前準備のサポートを行っています。