特定非営利活動法人在日ブラジル人を支援する会(NPOサビジャ)は、
在日ブラジル人の日本社会への適応、日常生活で生じる様々な問題の解決支援、
子どもたちがその将来や未来への可能性を広げる為のサポートなどの活動を行うことを目的に設立された特定非営利活動法人です。

NPOサビジャは、個人及び法人会員、各企業、諸団体の皆様からのご支援を基に、支援活動を実施し、
その活動は、多くのボランティア・メンバーの参加によって行われています。

活動の始まりは、1990年代半ば、さまざまな分野でそれぞれボランティア活動をしていた専門家や関係者たちが集結し、
在日ブラジル人を始め在日外国人が直面している、法律問題や日本社会への適応に関する問題解決への支援活動を始めたことによります。

1998年4月、これまでボランティアとして活動を行っていた専門家やその他関係者を集めて
任意のボランティア団体在日ブラジル人を支援する会(サビジャ)が結成されました。
それと同時期に、在京ブラジル総領事館コミュニティー部門は、
ブラジル人集住地域において各種の手続き窓口を期間限定で開設する“移動領事館サービス”を開始、
サビジャはその移動領事館に同行し、領事館の対応業務外である医療や日常生活上の諸問題に関する相談等の窓口を開始しました。

そして2003年8月20日、任意団体サビジャは、特定非営利活動法人として、東京都庁の認証を受けました。

NPOサビジャのブラジル人コミュニティーへの支援活動は多方面で評価されており、
活動に参加する多くの専門家ボランティアたちは、政府・各機関から様々な勲章・表彰を受けています。

現在、在京ブラジル総領事館、在名古屋ブラジル総領事館、在浜松ブラジル総領事館と連携し、
領事館管轄内のブラジル人向けに心理相談を行うほか、講演会、ワークショップなどのサポートを展開しています。

また、独立行政法人福祉医療機構(WAM)助成金事業やベネッセこども基金「経済的困難を抱える子どもの学び支援活動助成」を受託し、
支援活動を広げています。